桜も満開で、気温もやっと春らしく暖かくなってきました♪
昨日は入学式の学校も多かったようで、親御さんと一緒に桜の中を歩く小学生をたくさん見かけました。
4月のイベントといえば、ここ数年で少しずつ定着しているのが【イースター】です。最近日本でも、海外のイベントを取り入れ楽しむようになって来ました。
しかし、イースターの由来やどんなイベントなのか、また何日なのか知っている人は少ないと思います。
今日は、そんなイースター(復活祭)についてご紹介いたします☆
日本でのイースターは一種のイベントですが、本来イースターとは、キリストの復活をお祝いする大切なお祭りなのです。
日本語に訳すと〈復活祭〉となりますが、キリストの生涯は、弟子の一人に裏切られ、十字架にかけられ処刑されてしまいます。ですが、キリストは復活すると予言があり、その後3日目に復活し、予言を現実にしました。キリストが生涯で起こした数々の奇跡の中で最大のものがこの復活。そのため、キリスト教ではもっとも重要な祭日とされているそうです。
イースター(復活祭)は【キリストの復活とともに、冬から春へと変わる季節をお祝いする祭日】なのです。
イースターはクリスマスと同じように、家族でごちそうを食べてお祝いします。キリスト教において卵は、生命の誕生を意味する重要なもので、ごちそうと一緒に卵を使った料理や、ゆで卵が振舞われるのもイースターならでは。
卵を使った遊びを行うのもイースターの特徴です。綺麗に色付けした『イースターエッグ』というものが使われ、家や庭に隠した卵を探し当てる、『エッグハント』,スプーンに乗せた卵を割らずに誰が一番早く運べるかを競う『エッグレース』など、さまざまなものがあります。
イースターにおいて『うさぎ』は、たくさん子供を産むことから、豊かな生命の象徴とされています。また、イースターエッグを生んだのはうさぎであるという伝承もあるため、イースターエッグと共にうさぎを模ったチョコレートなども飾られます。飾られたうさぎや卵は、お祝いで集まった家族や友人にプレゼントとして交換します。
チョコレートで出来た卵を飾ることも多く、中にちょっとしたプレゼントを入れて渡すこともあり、『指輪をいれて、恋人にプロポーズ』なんてこともよくあるそうです。
イースターの名は、今のデンマークやドイツ周辺に伝わる、『春の女神の名前』が由来とされているそうです。春をお祝いするお祭りを象徴する女神と、キリストの復活祭が融合し、現在に伝わるイースターになりました。
さて、「じゃあ、イースターはいつなの?」ということですが、イースターはクリスマスと違い、毎年日付が変わるそうです。
その年の【春分の日の後、最初の満月から数えて、最初の日曜日】と定められています。このため、年によって最大1ヶ月ほどのずれが生じます。
ちなみに今年2017年のイースターは、3月20日が春分の日で、この日から一番近い満月は4月11日(火)、そこから最初の日曜日が4月16日となります。しかし、これは『西方教会』での話。一方、東方教会では基準となる暦が違うのでイースターの日にちも変わります。
私達が一般的に使っている暦は西暦と呼ばれ、別名『グレゴリオ暦』。東方教会では『ユリウス暦』という暦を採用しているため、祝日の算出方法が異なるのだそうです。
ただし、2017年はどちらも4月16日(日)になるそうです!ちなみに、次に両暦でイースターが同じ日になるのは、2025年だそうです。ずいぶん先ですね。(笑)
イースターはキリスト教の祝日ではありますが、『春の訪れを祝う』ということでも、お祭りとして楽しむのもいいかもしれませんね☆
【きた子 本日のつぶやき】
桜も見頃だし、明日はお弁当を携えて、お花見ドライブでも行こうかな!
お弁当には、おにぎり,卵焼き,ウインナー,から揚げ,ポテトサラダにプチトマト。デザートに苺も入れて~♪
あ、お菓子も買わなきゃ!えっと.....
・・・まさに、花より団子。(笑)
~fin~