今回は、先日に東京のビッグサイトにて開催されました、FOOMA JAPAN 2017 で展示されていた機械のご紹介です。
クーベルチュール(チョコレート)ですが、最近はシェフご自身が各国の農園にてカカオ豆を栽培なさって、その収穫された豆をロースト・粉砕
そして”練り”の工程を行い、ショコラの原料として使用するスタイル 「ビーンtoバー」が注目されております。
今回、画像でカタログの一部を紹介させていただきましたのは、「シービーエム株式会社」様が輸入・販売なさっている、イタリアのメーカーの
チョコレート用の機械でコンパクトかつ操作も簡単なチョコレート製造ラインの一部です。
以前のジェラートがブームになった当初、それまではジェラート・アイスクリームは大手の乳業メーカー様の商品しかあまり見かけなかったの
ですが、「カルピジャーニ」様や「F・M・I」様などの小型のアイスクリーム製造マシーンの普及にて手軽にオリジナルのジェラート・アイスクリームが
製造・販売が出来る様になった時代の事を思い出してしまいます。
カカオ豆の栽培まではなかなか難しい事ですが、産地を厳選してカカオ豆を仕入れて、そのカカオ豆のブレンドやローストの時間や
カカオ豆の粉砕の粒子の大きさの設定などのシェフのこだわりを詰め込んで、オリジナルのチョコレートを作る時代もやってくるのでは
と思います。
今までの様なそれぞれのお菓子屋さんが、メーカーが販売しているクーベルチュールのブレンドのみでオリジナルの味として
製造・販売なさっている方法より、更なる進化型として、何年か後には”カカオ豆よりの出来立てショコラのお店”なんていうのも、
ブームになるかもしれませんね・・・。
もし、このチョコレートの製造ラインに興味があればご紹介いたしますよ。 by 錦織